副作用のない

小分けにされた薬

肺がん全体のおよそ6割は肺腺がんであり、肺がんの中でも代表的なものです。ステージ初期の肺腺がんの場合は切除術が中心ですが、ステージ中期以降の肺腺がんには放射線治療や抗がん剤治療、もしくはその併用が行われます。 放射線や抗がん剤の治療にはひどい副作用がつきものというイメージがありますが、最新の医療ではそれが覆されつつあります。 放射線治療では、よりがん細胞にピンポイントに照射できるようなサイバーナイフやトモセラピーなどが実用化されています。また、腫瘍にのみ破壊効果を発揮する重粒子線や陽子線治療装置もあります。 抗がん剤治療では、マッチする遺伝子型に合わせた抗がん剤である分子標的薬があります。分子標的薬はがん細胞に特有のたんぱく質などに反応して作用するため、従来の抗がん剤のように他の正常細胞まで作用することがないので、副作用がとても少ない薬です。 肺腺がんの治療の際は医師と相談し、これらの治療方法の選択も視野に入れ、生活の質を落とさずに治療継続できる方法を選ぶとよいでしょう。

肺腺がんは肺がんの中で最も多いがんで、肺の末梢部分に多く発症します。初期段階では症状が現れないため定期検診やがん検診で見つかることが多いようです。 肺腺がんが進行するとしつこい咳や血痰、胸の痛みが現れ、さらに進行すると肺に水が溜まるようになります。 肺腺がんが見つかると早急に治療する必要がありますが、治療費はおよそ150万円ほどかかります。早期発見では治療が軽く済むのでおよそ100万円といわれています。 一般的な抗がん剤治療や放射線治療などは保険が効きますので治療費の1割〜3割負担で済みますし、月の支払い限度額である高額医療制度を利用すれば月10万円以下で済みます。 一般的な治療で肺腺がんの進行が止められない場合先進医療を選ぶ患者もあり、その場合は保険がきかず自己負担になるため数百万円かかる場合もあります。